豊明市立豊明中学校

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本来はPTA総会の日でした【4月20日(月)】

臨時休業が続いています。全国的に緊急事態宣言が発出され、愛知県は「特定警戒都道府県」にもなっています。

PTA総会・授業公開・学年懇談会は中止となってしまいました。PTA総会のあいさつでお伝えするつもりであったことをお示しします。

この4月に豊明中学校の第17代校長を拝命し、責務の重さを感じております。もとより微力でありますが、皆さんの協力を得ながら、覚悟・熱意・誠意をもって取り組んでまいります。

昨年度のPTA役員・委員の皆様、一年間本当にありがとうございました。忙しい中、子どもたちのために、PTA活動に前向きに取り組んでいただきました。会長さんを中心に、和やかな雰囲気の中で、実のあるPTA活動を進めていただけたと思っております。今年度も新しい会長さんのもと、会員の皆様には、いろいろな面でご協力をいただくことがあると思いますが、よろしくお願いします。

今年度は、コロナウィルス感染拡大の影響で例年と違うスタートで我慢をしている段階です。早く収束することを願ってやみません。子どもたちが、新しいクラスで、新しい友達や先生と出会い、気持ちを新たに元気よく毎日を過ごせる日常を取り戻せたらと思います。本日は本来ですとPTA総会の他、授業公開・学年懇談会も設定されていたのですが、この状況ですので実施できません。今後、学校行事等で子どもたちの様子を見ていただける状況になったらぜひ学校に足を運んでください。

さて、今年度の始業式で子どもたちに、「当たり前ということについて」3つ話をしました。

「1 当たり前のことに感謝 まさに今のピンチの状況だから分かってくれるはず

 2 時として当たり前にやってきたことに一工夫してみる

   知恵を寄せ合うことで自分も周りも助かる工夫があるかもしれません

 3 当たり前のことが当たり前にできる皆さんであってほしい。

   実は簡単なようで難しい。でもこれは人間の基本なのだと思います。

   ぜひ実現できるよう期待しています。」

子どもも教師も「凡事徹底」すなわち、当たり前のことが当たり前にできること、地味ですがとても大切であると感じております。時代が変わっても変わらぬ価値があるものです。小さなことかもしれませんが、豊明中は昇降口の靴の整頓を呼びかける掲示があって、ずっと意識していたのだと思いました。

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そういった地道な当たり前に加え、国際化・情報化・道徳・プログラミング的思考など社会の変化によって要請されることがあります。主体的で対話的で深い学びという観点からの授業の研修もしていきます。私たち教職員は、変わりゆくものに対応する柔軟性と向上心をもっていたいものです。未来を生き抜く力を備えた子どもたちになってくれればと思います。また、変わらぬものを変わりゆくときにあわせて行うことで、脈々と引き継がれてきたことの価値の再認識していきたいです。突き詰めると、子どもには、学力とよい習慣。教師は、信頼感と自己研鑽。この点はブレずに実行していきます。

豊明中の保護者の方・地域の方とは信頼できる関係でいたいです。そのための努力もしていきます。学校として、時代が変わっても大切なことと、今日的課題をよく見極め取り組んで参ります。

 

 

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