判断の難しさ【9月20日(木)】
- 2018/09/20 10:31
- カテゴリー:校長室より
午前6時前には教員がグラウンドに出て空を見上げながら準備に取りかかろうとしていました。7時過ぎには登校した生徒の多くが「何か手伝うことはありますか」と声をかけてくれました。何とか曇り空のまま体育大会を実施したいという願いむなしく、8時には中止の最終判断をしました。
昨日から天気予報・雨雲レーダーの動きを見ながら「実施か、中止か」を検討してきました。生徒の体調は?気持ちの高まりは?今後の学習計画は?参観予定者への連絡は?予備日の天気は?など考えられることをそれぞれの立場で持ち寄りながら。市内の他中学校とも情報交換しながら。
これまで何度も予定を変更しました。ご理解に感謝いたします。
この後も明日の予備日の予定を再検討してお知らせします。
7月・8月の災害とも言える酷暑、9月に入ってからの長雨、その都度難しい判断をしてきました。いつもありがたく感じたことは、生徒や教職員が気持ちを切り替えて次に向かってくれたことです。気持ちが前のめりになった事もあったでしょう。自分の思いとは違う判断の事もあったでしょう。誰にも正確な予測ができない事柄(天気や災害など)について結果を見てから「こうすれば良かった」というのは簡単ですが、そんな後悔をしないよう判断材料を最大限集めて決断したいものです。
生徒は、今日も中止の全校放送を聞いて気持ちを切り替え通常授業に臨んでいます。「1秒の意識」を大切に、その時自分ができる最大限の力を発揮する豊中生であってください。