今月の朝会は、「よりよい生き方」について語りました

今月の朝会は、「よりよい生き方」について語りました

今月は、自分なりに「生き方について考える」ことを大切にしてほしいと思い、話しました。

6月12日

自分が続けているランニングを通して、ある大会でマラソン選手だった有森裕子さんと写真をとることができたことから、有森さんの有名な言葉、「自分で自分をほめたい」(銅メダルをとったアトランタオリンピック)について紹介しました。

自分で自分を褒められるようにがんばること。そして、たとえ結果がどうであっても、最後まであきらめなかった自分を褒めること。そのことで自信を付ければ、きっと、周りにも気を配れるようになると思います。

6月19日

この日は、ウソをつくことについて、私の経験を交えて紹介しました。

まず、誰でも失敗して恥ずかしくなったり、自分の悪い面ごまかそうとして、ついウソをついてしまうことがあること。特に自分の体や心が弱っているときは、そうなりやすいことを話しました。当然、そんな時でも、やはり、人の心を傷つけるウソは、絶対にいけないということも押さえました。

その後、私の小学生時代の話をし、うそをついてごまかしてしまい、相手や周囲に迷惑をかけた経験や、その時、どうしてもすぐに正直に言えなかった弱い心の自分がいたことを話しました。そして、ウソでごまかしたことがバレた後、なぜか自分がほっとしたと話しました。

ウソは、相手を傷つけるだけでなく、自分も苦しめます。また、ウソの中には、相手を思いやるものも少しはあることも付け加えました。

 

6月26日

生きることについて二つの新聞記事を紹介して話しました。

二つとも6月23日の中日新聞朝刊からの記事です。

一つは、沖縄の慰霊の日に高校生が朗読した平和の詩です。

特に平和な世界をつくる誓いと今自分たちは生かされているということを朗読の後半を使って紹介しました。

もう一つは、小林麻央さんの記事でした。病の中に有りながら、最後まで前向きに生き、家族を思い、多くの人に勇気を与えた生き方を紹介しました。

この二つの記事から、私が感じたのは、「今、自分が精一杯生きてるか」「家族や周囲のことを慮って生きているのか」「世の中の平和を願って生きているのか」という問いかけです。子どもたちにも、今を思いっきり生きていってほしいし、家族や周りの人を思って生きてほしいし、みんながなかよくくらすためにどうしたらよいかと考えながら生きてほしいと思います。

今朝、登校時に途中で落とし物を拾い、私に届けてくれた子がいました。いい一週間になりそうだなと思いました。

 

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