5年生:救急救命

5年生:救急救命

 本日、藤田医科大学病院の先生を講師にお迎えし、5年生に救急救命の方法を教えていただきました。講師の先生は、北陸の地震のため、現地にも行かれており、別の件でたまたま帰ってきたタイミングが合い、救急救命もとても大切なことだからと、時間の隙間をぬって、本校に来ていただき、授業をしていただきました。今日の夕方から、北陸に向かうそうです。そんな中、授業をしていただき、本当にありがたいことです。
 授業の最初に、映像を見ました。11才で亡くなってしまった子の話でした。その中で、「AEDは、設置されていても、使われなかったら、人の命は助からないんです」という言葉が、とても心に残りました。救急救命の方法を知ることと、それを行うことの勇気をもつことの大切さを改めて感じました。
 その後は、救急救命の方法を学びました。大きく2つです。いわゆる心臓マッサージとAEDの使い方です。子どもたちは、一生懸命取り組みました。

大変な状況の中、来ていただきました。写真は、心臓の位置を教えてもらっている所です。心臓は、ほぼ胸の真ん中にあります。
倒れている人がいたら、①まず、周りの状況を確認し、安全確保をします。②次に、倒れている人の両肩を叩きながら、「大丈夫ですか」と呼びかけ、意識確認をします。
③意識がなければ、大きな声とジェスチャーで、「救急車を呼んで木ダサい」「AEDを持ってきてください」と周りの人に指示し、協力を頼みます。
④口の様子を見たり、高い位置から、胸やお腹の動きを見て、呼吸の様子を確認します。呼吸がなかったり、死戦期呼吸の状況が見られたら、心臓マッサージです。
⑤両手を組んで肘を伸ばし、リズムよくしっかりと押し込みます。⑥AEDが来たら、AEDの電源を入れてもらい、AEDの音声に従って、パットの装着、離れる、音声に従ってスイッチを押します。⑦AED後も、心臓マッサージを続け、AED。⑧救急車が来るまでやり続けます。

 一人で心臓マッサージを続けるのは、とても大変。二人以上いれば、交代します。その時は、「1,2、3、はい」と声を出して、タイミングよく交代します。

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