朝会「言葉の力」 R5.7.6②
長文になります。
以前から、子どもたちの様子を見ていて、「言葉の使い方」が気になっていました。 嫌な言葉、きつい言葉、チクチク言葉、暴力的な言葉、マイナスな言葉などが聞かれることがあり、辛い気持ちになります。そんな言葉を聞いたら、注意をするのですが、その場その場だけでなく、一度、子どもたちに考えさせたいと思い、今回の朝会で話をしました。
初めに、以前、私がペップトークの講演会で見た映像を見せました。保育園の卒園式前に、跳び箱を10段跳ぶ挑戦の映像です。何度も失敗をする子に対して、みんなが駆け寄り円陣を組んで、みんなで「できる、できる、できる」。その次の挑戦で、なんと10段跳び成功。そんな映像から、言葉には、とてつもなく、人に影響を与える力があることを伝えました。そして、使い方を間違えると、逆の力にもなることも。
嫌な言葉、きつい言葉、チクチク言葉、暴力的な言葉、マイナスな言葉、これらの言葉は、相手の心、聞いている人の心を、どんどん苦しめ、傷つける。相手の気持ちを考え、そんな言葉は使ってはいけない。。
さらに、言葉は、自分の心も作る。嫌な言葉を使うと、気付かないうちに、自分の心も、人を嫌な気持ちにさせても平気な心になる。チクチク言葉を使うと、気付かないうちに、自分の心もトゲトゲの心になる。そして、もっとチクチク言葉を使うようになる。
優しい言葉を使うと自分の心も、優しい心になってくる。そして、もっと優しい言葉を使うようになる。人を励ます言葉を使うと、自分の心も、人を応援できる人になる。そして、そういう人には自分にも、そういう言葉を言ってくれるようになる。
そんな話をしました。
そして、最後に、2つのお願いをしました。
1つ目、皆さん自身が、嫌な言葉、チクチク言葉を使わないようにすること。
2つ目、皆さんの友達が、そういう言葉を使っていたときは、「今の言葉はいけない」と教えてあげること。
みんなの力で、良い言葉であふれる大宮小学校にしよう。大宮小学校を「優しさ」があふれる、気持ちのよい学校、そんな学校に、絶対にしていこう、と呼びかけました。
長い時間の話になりましたが、子どもたちは、集中を切らすことなく、最後まで、じっと話を聞いてくれました。
ぜひ、家庭でも話題にしていただければと思います。
3年生:社会 R5.7.6
3年生の社会は、身の回りの地域の様子を学びます。今日は、数十年前、この大宮小学校で勤めていた2名の方を講師に迎え、豊明の農業、特に、ぶどう作りと米作りの秘密を話していただきました。また、ところどころに、昔の大宮小学校のことも話題にしていただき、子どもたちは、興味津々で話を聞いていました。下校後、遊んだり、お出かけしたりするときに、豊明の田んぼや畑、果樹園などにも目が向くといいなと思います。