友だちとトラブっているがどうしたらいいか分からない

友だちとトラブっているがどうしたらいいか分からない

トラブルについて

 学校にはたくさんの子がいます。子どもたちはいろいろな個性を持っていて、その個性がぶつかりあい、様々なトラブルを起こします。小さなトラブルから大きなトラブルまで、集団生活をする限り避けて通れない事かもしれません。しかし、トラブルに際して、よほど理不尽な理由でない限り、トラブルの解消は子どもにまかせた方が賢明です。なぜなら、生きていく限り、トラブルの存在は避けようのない事実だからです。小さい時から過保護に育った子はトラブルに弱く、常に親に助けを求めるようになります。自分のこととして受け止め、解決しようとする努力をしなくなったからです。もし、友だちとトラブっているのなら、自分の子がそれをどう解決するのか、見守ってあげていてください。

 親が手助けして、解決が早くできたといって手放しに喜んではいけません。ひょっとしたら、その代償として我が子の自立が遅れたかもしれない、という自覚を同時に持つ必要があります。しかし、親として緊急性が感じられる場合はぜひ担任に相談してください。一緒に対応を考えていきましょう。

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