5月29日の朝会より
この日の校長講話の主は、「アンガーマネージメント」についてでした。怒りを自分で静める方法については、いろいろな本が出ていますが、私の読んだ中に、「六秒ルール」というのが載っていました。人は、怒り始めてから6秒で怒りの最高点に達し、瞬発的な怒りは、その後、収まっていくのだそうです。自分の経験でも、「カァー!!」としてすぐに取った行動のほとんどは、後悔するものばかりだったように思います。私は、こんな風にして6秒を過ごすということを子供たちに、次のように話しました。
①6秒間深呼吸しよう。
②数を数えよう(一万一というと約1秒なので、それで一万六まで)
③心の怒り温度計で今の自分の怒りは何度か考えよう。(0℃が普通、10℃は最高に怒っている)
この話をしてから数日して、六秒数えて怒りを収める子供がいたと聞いて、びっくりすると共に、少し嬉しくなりました。