「被爆体験証言者」飯田國彦氏による講話
12月9日(月)、東広島市より飯田國彦氏をお招きして、被爆体験講話を6年生児童が聴く機会を設けました。飯田氏は、爆心地から900mにある木造家屋で被爆されたそうです。木造住宅で被爆し生存されている方の中では、一番爆心地に近い場所での惨状を目にされた方でもあります。飯田氏は、「被爆体験講話」を①私の被爆体験 ②原爆の本当の恐ろしさ ③平和への道、の3本立てでお話をされました。被爆により、母と姉を亡くしたこと(父は沖縄で戦死)、原爆の爆風は大型台風の10倍ほどの風速があること、平和のためには多様性を認め合って話し合うことが大切であることを大変分かりやすくお話しくださいました。6年生は、総合的な学習の時間に「平和について考える」をテーマとして学習しており、平和のために自分たちができることを考える上で大変参考になりました。この平和学習を通して、①平和について学ぼうとする児童 ②平和の大切さを社会に発信する児童 ③思いの実現に向けて行動する児童 の育成を目指しています。全校児童に対してまた、地域や豊明市民に対して学んだことを発信したり、自分自身にできることを考えて行動したりする姿が見られるのが楽しみです。