友だちができずに悩んでいる様子で、親としても心配だ

友だちができずに悩んでいる様子で、親としても心配だ

友だちについて

 学校でたくさんの子どもたちを見ていると、本当に一人一人の個性は様々で百人百色ですね。友だちに関しても同じで友だちがいっぱいいる子もいれば、そうでない子も多くいます。かといって傍目に見ていて、友だちがたくさんいる子が幸せで、少ない子が不幸せかというとそうではないところがあります。

 個性がいろいろあるように、にぎやかなことの好きな子もいれば、静かなほど心が安定する子もいます。ただ担任としては、毎日の遊びの中でいつも1人ぼっちでいる子がいればやはり気になります。そんな場合、クラスで仲間作りをする中で、友だち作りの苦手な子にいろいろアドバイスしたりします。意図的に仲間はずれされていたり、いじめの対象となっている場合もあるので、アンテナを高くして子どもたちの人間関係に気を配ったりします。

 家庭での会話で友だちについての悩みを聞いた場合は、なるべく担任にも相談してください。友だちができない原因はいろいろ考えられますが、どうしても内向的な子は人間関係作りが苦手でいつも受け身になっています。何かがきっかけで前向きな気持ちに変わる子もいるので、周りからの働きかけはとても大切です。

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