コロナの影響 PTA総会挨拶にかえて【4月22日(木)】
コロナの影響が続き心配です。感染症対策をしながらの教育活動になっています。本日予定されていた授業公開は中止、2年生野外活動説明会は書面配付にて、PTA総会は書面決議となりました。今後の状況を注視し対応して参ります。もしPTA総会が行われていたなら、校長として以下のような挨拶をする予定でした。
豊明中学校の校長を拝命して2年目となりました。昨年度はコロナ禍で学校現場はこれまでにない対応を余儀なくされました。まだまだコロナの影響は続きます。私自身もとより微力でありますが、本年度も皆さんの協力を得ながら、覚悟・熱意・誠意をもって取り組んでまいります。
昨年度のPTA役員・委員の皆様、一年間本当にありがとうございました。なかなかPTA活動ができなかった1年ではありましたが、役員会・委員会は和やかな雰囲気の中で行うことができました。また定期テスト時の交通当番や行事の補助など地道な取組で学校を支えていただきました。今年度も新しい会長さんのもと、会員の皆様には、いろいろな面でご協力をいただくことがあると思いますが、よろしくお願いします。
コロナ禍が早く収束することを願ってやみません。本日は本来ですとPTA総会の他、授業公開が設定されていたのですが、この状況ですので中止の判断をしました。今後、学校行事等で子どもたちの様子を見ていただける状況になったらぜひ学校に足を運んでください。
さて、先日のPTA役員会・委員会で次のようなお話しをさせていただきました。
1つめ 第九の歴史を閉じること。生徒にも教師にも感動的で、地域に豊明中を発信する素晴しいイベントであると認識していますが、悩んだ末の決断です。ご意見はいろいろあると思いますがご理解ください。この件は、先日プリントにて通知をさせていただいたところです。
2つめ 昨年度はコロナ禍で、PTA活動が学校の教育活動同様に制約がありました。世間でPTA無用論を唱える風潮もあるようですが、学校と保護者の皆様の両輪で子どもたちを見守っていく意味で意義は大きいです。無理のないあり方を検討し、メリット感を感じていけるPTAになるといいと思います。
また、始業式では子どもたちに次のような話をしました
「自他を生かすために関わり合って伸びる」中学生であってほしい。自分も周りも幸せということです。その基本にあるのはずっと言ってきた「凡事徹底」つまり当たり前のことが当たり前にできる皆さんであってほしい。実は簡単なようで難しい。でもこれは人間の基本なのだと思います。「伸びる伸びないは心が決める」「小さなことを適当にやる子は伸びない」「小さなことを確実にする子は間違いなく大きな仕事ができる」ぜひ実現できるよう期待しています。
本年度もコロナの状況で変更しなければいけないことがあるかと思います。また、教職員の働き方改革の観点から、本当に子どもたちのためになる業務を考え、従来やってきたことを精選・整理することもあるかと思いますが、本校の教育活動へのご理解・ご協力をお願いします。
↓校内で咲いている花