11月22日 風が吹けば桶屋が儲かる
- 2022/11/22 09:16
- 校長室より
本日の瞑想(全文)…久しぶりの瞑想ですね。椅子に深く腰をかけ、手を膝に置き、静かに目を閉じてください。おでこに光が差し込むように、顔を上げて、静かな気持ちで聞いてください。《みなさんは、「風が吹けば桶屋が儲かる」ということを聞いたことがありますか。「風が吹くと、砂が舞いあがり、通りを歩いている人の目に入る。すると、目が悪くなり、目の見えない人が増える。目の見えない人は、三味線を弾くので、三味線の皮に使われる猫がたくさん殺される。猫がたくさん殺されると、ネズミが増え、そのネズミが樽のたがをかじってしまい桶が壊れる。だから桶屋が儲かる。」ということです。・・・例えばこの社会を良くしようと考えたときに、自分一人がどうしようと、無理だろうと考える人は多いと思います。また、何をすれば良いのかもなかなか思いつかないかもしれません。しかし「風吹けば桶屋が儲かる」の言葉のように、自分のしたことが、巡り巡って、世の中を変えていくかもしれません。では一番手軽にできる方法を教えましょう。それは「人と笑顔で接すること」です。にこやかな笑顔ほど、社会奉仕となることはありません。ほんのわずか目元の筋肉を動かし、一言、二言を話すだけで、出会った人に幸せを与えることができるのです。そして、幸せをもらった人が、別の人にも幸福を与えれば、巡り巡って、また自分に幸福が返ってきます。「情けは人のためならず」と言いますが、こう考えれば、まさに自分のために、人を幸せにすることが大切なのでしょうね。》…瞑想担当者の心地の良い語りで、全校生徒が静かに聞き入っています。沓中生にとって、朝の大切な時間です。
明後日から2日間2年生は職場体験を行うので、その掲示物の前でパチリ。貴重な体験を満喫してきてほしいと思います。がんばれ沓中生。